建物別にわかる!設計職で身につくスキルとキャリアの広がり

2025年12月30日 更新

建築の設計職と言っても、携わる建物の種類によって、日々の仕事で身につくスキルや経験は大きく異なります。

住宅、マンション、商業施設、公共建築など、それぞれの建物には独自の設計プロセスや関係者との関わり方があり、どんな建物を担当するかによって“キャリアの伸び方”が変わっていくと言っても過言ではありません。

だからこそ、新卒で設計職を目指す学生にとって、「どんな建物に携わる会社なのか」を理解しておくことは、企業選びの重要なポイントになります。

本記事では、建物の種類ごとに得られるスキルや経験をわかりやすく整理し、自分に合ったキャリアを考えるためのヒントをお伝えします。設計者としてどんな成長をしたいのか、企業選びの軸をつくる上でぜひ参考にしてみてください!

建物の種類によって何が変わるのか

設計職は、担当する建物の種類によって“求められる力”が大きく変わります。

業務の進め方が変わる

設計プロセス(建物によって、設計の考え方はこう変わる)

建築設計の仕事は、扱う建物によって「何を起点に考えるか」「どこに時間をかけるか」が大きく異なります。

住宅では、注文住宅のように施主一人ひとりの要望を丁寧にくみ取り、暮らし方や価値観を空間に落とし込む設計もあれば、建売住宅のように社内で商品としての住まいを企画・設計するケースもあります。いずれの場合でも、日常の過ごし方や生活動線を想像しながら形にしていく力が重要で、「暮らしに寄り添った発想力」が求められる分野です。

マンションなどの集合住宅では、建築基準法や条例、構造条件、事業としての採算性など、数多くの制約を同時に満たす必要があります。限られた条件の中で住戸数やプランを成立させるため、感覚的な設計というよりも、条件を整理しながら合理的な解を導き出す力が重視されます。

商業施設では、建物そのものの美しさ以上に、「人がどう動き、どこで立ち止まり、どのように利用するか」などの環境工学などの分野が設計の軸になります。売上や回遊性に直結する動線計画、テナント構成を踏まえたゾーニングなど、企画段階から設計が深く関わり、マーケティングやデータを意識した考え方が欠かせません。

オフィスビルでは、設備・構造・テナント要件など多くの専門分野が絡み合います。設計者はそれぞれの条件をすり合わせながら、全体として無理のない建物にまとめ上げる役割を担います。そのため、関係者との調整や合意形成、スケジュール管理に多くの時間を割くのが特徴です。

このように、建物の種類が変わると、設計の出発点や思考のプロセスも大きく変わります。
どの分野が自分の得意分野や志向に近いのかを意識しながら読むことで、企業選びやキャリアのイメージがより具体的になるはずです。

関わる相手と協働体制の違い

建物の種類が変わると、日々の打ち合わせで向き合う相手も大きく変わります。
それに伴い、設計者に求められるコミュニケーションのスタイルや意識すべきポイントも異なります。

住宅では、施主(個人)と直接やり取りしながら計画を進めるため、要望を丁寧に引き出す力が欠かせません。設計の正解が一つではない分、不安に寄り添いながら信頼関係を築く姿勢や、感情面への配慮も重要になります。

マンションでは、ディベロッパーの担当者との打ち合わせや条件調整が中心となります。コストやスケジュール、法規などを踏まえた判断が求められるため、感覚的な説明よりも、根拠を示した論理的な説明力が重視されます。

商業施設では、テナント、設備会社、専門コンサルタントなど関係者が非常に多く、同時に複数の調整が発生します。限られた時間の中で情報を整理し、関係者の意図をすり合わせていく調整力が不可欠です。

公共建築では、行政との協議や書類対応が多く、設計内容の正確性や根拠が厳しく求められます。説明の分かりやすさだけでなく、記録性や手続きへの丁寧な対応も重要な役割となります。

このように、どの建物を担当するかによって、向き合う相手も、必要とされるコミュニケーションの質も大きく変わります。自分が「誰と、どんな形で仕事をしたいのか」を考えることも、分野選びの一つのヒントになるでしょう。

プロジェクト規模・スケジュール感の違い

建物の種類が変わると、プロジェクトの規模や期間、仕事の進め方も大きく異なります。それに伴い、設計者に求められる関わり方やチームでの動き方にも違いが生まれます。

住宅は、比較的規模が小さく、プロジェクトのスパンも短いのが特徴です。一人もしくは少人数で設計を進めることが多く、若手のうちから打ち合わせやプラン検討など幅広い業務を経験しやすい環境です。一つの案件を最初から最後まで見届けやすく、設計の流れを早い段階でつかむことができます。

マンションは、住宅よりも規模が大きく、工期も長くなります。構造・設備・法規など専門分野との連携が不可欠で、複数の条件を調整しながら段階的に設計を進めていくのが特徴です。チームでの役割分担を意識しながら、設計をまとめていく力が求められます。

商業施設は、テナント調整や仕様変更が頻繁に発生し、スケジュール管理の難易度が高い分野です。限られた期間の中で、多くの関係者と同時並行で作業を進める必要があり、スピード感と柔軟な対応力が重要になります。

公共建築は、計画から完成までに長い時間を要する大規模プロジェクトが中心です。関係者も多く、設計内容の確認や手続きが段階的に進むため、慎重さと正確性を保ちながら、長期的な視点でプロジェクトを管理する力が求められます。

このように、建物ごとにプロジェクトの規模やスケジュール感、協働体制は大きく異なります。
どんなペースで仕事を進めたいのか、どのような体制で力を発揮したいのかを考えることが、分野選びや企業選びのヒントになります。

若手の成長スピードと関わり方

若手がどれだけ早く実務に関われるかは、担当する建物の種類によって大きく異なります。

住宅や商業施設の店舗などは、プロジェクトのサイクルが比較的短いため、早い段階から打ち合わせやプラン検討、提案業務などを任されやすいのが特徴です。実践的な経験を積むスピードが速く、若手のうちから「設計の現場感」を身につけることができます。

特に住宅では、施主との対話が中心となるため、顧客対応力や要望を形にする提案力が自然と磨かれていきます。商業施設では、短いスパンで多くの案件に関わる分、即時判断や柔軟な対応力が鍛えられ、応用力が身につきやすい環境です。

一方、大型オフィスや大型商業施設、病院、公共施設などの大規模プロジェクトでは、工期が長く、関係者も多いため、若手はまず全体の一部を担当するところからスタートします。経験を重ねるにつれて担当範囲が広がっていくため、時間をかけて専門性を深めていく「段階的な成長」が特徴です。

このように、どの建物に携わるかによって、キャリア初期の成長スピードだけでなく、スキルの伸び方そのものも大きく変わります。自分が「早く場数を踏みたいタイプか」「じっくり力を積み上げたいタイプか」を考えることが、分野選びのヒントになるでしょう。

求められる専門性が変わる

担当する建物の種類によって、設計者に求められる専門知識の深さや、実務を通して身につくスキルの方向性は大きく異なります。どの分野に携わるかによって、「何を強みとして磨いていくか」が変わります。

必要となる専門知識の違い

住宅では、生活動線や収納計画、日当たり、コスト感覚など、暮らしに直結する知識が重視されます。住む人の目線に立ち、日常を具体的にイメージしながら設計するための「生活設計」の理解が欠かせません。

マンションでは、多くの住戸を成立させるために、法規や安全性、採算性のバランスを取る力が求められます。建築基準法や条例、構造・設備への理解など、制度や技術に基づいた判断力がより重要になります。

商業施設では、人の流れや売上に直結する動線計画、テナント要件など、運営を前提とした設計知識が必要です。建築だけでなく、商業運営やマーケティングの視点を取り入れながら計画を進めていく点が特徴です。

オフィスや公共建築では、設備容量やBCP(事業継続計画)、防災計画など、大規模施設ならではの専門性が求められます。多くの利用者を想定した安全性や機能性を確保するため、設備や防災に関する高度な知識が欠かせません。

このように、建物の種類によって必要となる専門知識は大きく異なります。
自分が「どんな分野の知識を深めたいのか」を意識することが、将来のキャリアを考えるうえで重要なポイントになります。

意匠・構造・設備のバランス

建物の種類によって、意匠(デザイン性)・構造(安全性)・設備(機能性)のどこに重きを置くかは異なります。それに伴い、実務を通して強化されるスキルの方向性も変わってきます。

住宅は意匠の比重が高く、空間構成や素材選び、ディテールの工夫など、暮らしに寄り添ったデザイン力が磨かれます。

マンションでは、意匠性よりも構造や法規、計画の効率性が重視されます。制約条件の中で最適解を導く、合理的な判断力が身につく分野です。

商業施設は、設備計画やテナント要件との調整が多く、建物全体を俯瞰しながら計画をまとめる力が求められます。部分最適ではなく「全体最適」を考える視点が養われます。

大型オフィスや公共建築では、設備が計画の主軸となる場面も多く、空調・電気・防災などの専門知識が不可欠です。高度な設備理解を前提に、建物全体を成立させる力が求められます。

このように、建物ごとに意匠・構造・設備のバランスは大きく異なり、それが施工管理職としての得意分野やキャリアの方向性にも影響していきます。

キャリアの伸び方が変わる

ここで紹介する内容はあくまで一般的な傾向であり、実際のキャリアの進み方は、企業の体制や個人の志向、経験によって異なります。そのうえで、担当する建物の種類は、身につくスキルやキャリアの方向性に影響を与えやすい要素のひとつです。

住宅分野では、設計者として経験を積むだけでなく、商品企画や営業企画、リノベーションなど、住生活全体に関わる分野へキャリアを広げやすいのが特徴です。暮らしに近い領域で、幅広い役割を担いたい人に向いています。

商業施設やオフィスの経験者は、企画段階から関わる機会が多いため、プロジェクトマネジメントや事業企画、コンサルティング的な立場へステップアップするケースも少なくありません。上流工程で全体を動かす力が身につきやすい分野です。

公共建築や大規模建築では、設備や構造を含めた総合的な知識が強みとなります。専門性を深めながら、大規模プロジェクトを支える技術者やマネジメント人材として、長期的にキャリアを築いていく道が広がります。

このように、どの建物を経験するかによって、キャリアの「伸び方」や「広がり方」は異なります。自分が将来どんな立場で活躍したいのかを意識しながら、担当分野を考えることが大切です。

建築物別:得られるスキル・経験

戸建住宅

戸建住宅の設計は、施主(個人)の暮らし方や価値観に深く向き合う仕事です。生活動線や収納計画など、具体的な暮らしを起点にプランを組み立てるため、丁寧に話を聞く力や提案力が自然と鍛えられます。

間取りの自由度が高く、バリエーションも豊富なため、短期間で幅広い設計経験を積める点も大きな特徴です。また、施主との打ち合わせからプレゼン、現場対応まで、一連の流れを若手のうちから任されるケースも多く、成長スピードの早さも魅力と言えるでしょう。

向いている人
・人の話を聞くのが好きな人
・暮らしや住まいのデザインに興味がある人
・早い段階から実務経験を積みたいタイプ

マンション(集合住宅)

マンションの設計では、RC造の構造理解をはじめ、建築基準法、採光・避難計画、構造条件など、数多くの制約を同時に満たすことが求められます。そのため、感覚的な発想よりも、条件を整理しながら成立させていく合理的なプラン設計力が身につく分野です。

住戸数が多い分、一つの判断が建物全体に大きく影響するのも特徴です。法規に基づいた判断力に加え、効率性や再現性を意識した設計手法を学ぶことができます。また、ディベロッパーとのやり取りを通じて、コストや収益性を踏まえた意思決定力が鍛えられる点も大きな強みです。

向いている人
・ルールの中で最適解を考えるのが得意な人
・論理的に設計を組み立てるのが好きな人
・効率や合理性を重視するタイプ

商業施設(店舗・モール・飲食店)

商業施設の設計は、「人がどのように動き、買い、楽しむか」を考えるところから始まります。動線計画やゾーニングには、マーケティングの視点が欠かせず、人の行動をデザインする力が鍛えられる分野です。

テナントや設備会社など関係者が多く、調整業務も頻繁に発生します。そのため、膨大な情報を整理しながらスピーディーに判断する力が求められます。また、新築よりも改修・リニューアル案件が多く、現場条件に応じて柔軟に対応する応用力が身につくのも特徴です。

売上や回遊性といった数値をもとに計画を進めるため、建築を「ビジネス」として捉える視点も自然と身につきます。

向いている人
・変化の多い環境を楽しめる人
・スピード感のある仕事が合う人
・企画や人の流れを考える設計に興味があるタイプ

オフィスビル

オフィスビルの設計は、「働く環境(ワークプレイス)」をつくる仕事です。ICT、空調、防災などの設備計画との関わりが非常に多く、設備設計者や構造設計者と連携しながら進めるため、専門職と協働する力が自然と鍛えられます。

大規模なオフィスビルでは、プロジェクトが数年単位に及ぶことも珍しくありません。長期的な視点で工程を管理し、全体を見渡しながら調整を行う経験を積めるのも、この分野ならではの特徴です。

また、テナントの働き方や組織構成を踏まえたレイアウト提案、エントランスや共用部のデザインなど、機能性とデザイン性を両立させる力が求められます。

向いている人
・チームで大きなプロジェクトに取り組みたい人
・設備や構造にも興味がある人
・働き方をデザインすることに魅力を感じるタイプ

公共施設(学校・病院・文化施設)

公共施設の設計は、「誰もが安心して使える空間」をつくる仕事です。ユニバーサルデザインや防災計画など、公共性の高い建築ならではの専門知識が求められ、社会的な視点を持った設計力が身につきます。

また、行政との協議や手続きが多く、仕様書や根拠資料の作成など、正確さが求められる業務も重要な役割です。条件やルールを一つひとつ確認しながら進めるため、論理的に整理し、説明する力が鍛えられます。

病院やホールなどの施設では、一般建築とは異なる特殊な動線計画や設備が必要となり、高度な専門性が求められます。プロジェクト期間も長く、時間をかけてじっくり設計力を磨ける点も、この分野の特徴です。

向いている人
・社会に役立つ建築に携わりたい人
・緻密な計画をコツコツ進めるのが得意な人
・公共性の高い仕事に魅力を感じるタイプ

物流施設(倉庫・配送センター)

物流施設の設計は、動線計画や搬送効率など、機能性を徹底的に追求する仕事です。荷物が「どこから入り、どのように動き、どこへ出ていくのか」を整理しながら、無駄のない計画を組み立てていきます。

そのため、設備配置や建物内の動線計画に加え、床荷重や天井高、トラックの進入・待機動線など、多角的な視点での検討が欠かせません。構造設計者や設備設計者、搬送機器メーカーとの連携も多く、全体を俯瞰しながらプロジェクトを進める力が鍛えられます。

建物の見た目よりも「どれだけ効率よく機能するか」が成果に直結するため、合理性やロジックを重視した設計に強くなれる分野です。

向いている人
・ 論理的に物事を整理するのが好きな人
・効率や合理設計に興味がある人
・大規模な空間計画を考えるのが得意なタイプ

ホテル

ホテルの設計は、「快適さや非日常感の演出」と「機能性・効率性」を両立させる仕事です。宿泊者が心地よく過ごせる空間づくりと、運営がスムーズに回る計画を同時に成立させる必要があります。

客室の配置や避難動線に加え、清掃・サービス動線といったバックヤード計画まで含め、立体的で実務的な設計力が求められます。表に見えるデザインだけでなく、裏側の動きまで考える点がホテル設計の大きな特徴です。

また、運営者との協議を重ねながら計画を進めるため、空間演出の提案力に加えて、サービスやホスピタリティへの理解も深まります。

向いている人
・空間デザインに興味がある人
・ホスピタリティ視点で建築を考えたい人
・企画性と機能性の両方を磨きたいタイプ

工場(食品・製造・研究施設など)

工場の設計は、生産ラインや製造工程そのものを理解したうえで空間を組み立てる仕事です。生産効率や安全性、衛生管理を成立させるため、動線計画やゾーニングには高い精度が求められます。

食品工場・製造工場・研究施設など、用途によって適用される法規や設備要件が大きく異なる点も特徴です。そのため、一般建築以上に専門性が高く、分野ごとの知識を深く身につけることができます。

クリーンルームや特殊設備を扱う案件も多く、設備・構造との連携を通じて、技術的な理解を徹底的に深められる分野です。

向いている人
・技術的な仕組みに興味がある人
・専門性を深く追求したい人
・ものづくりの裏側に関心があるタイプ

空港・駅(インフラ系)

空港や駅の設計は、都市を支える巨大インフラを扱う仕事です。建物規模が非常に大きく、設備・構造・防災といった分野を横断しながら、高度な調整を行う力が求められます。

利用者の安全確保を最優先に、大量の人が滞留・移動することを前提とした大規模な動線計画や、災害時を想定したレジリエンスの高い設計が欠かせません。複数の条件を同時に成立させることで、総合的な設計力が身につく分野です。

また、航空会社や鉄道会社、行政など、多様なステークホルダーと協議を重ねながら計画を進めるため、プロジェクト全体をまとめ上げるマネジメント力も磨かれます。

向いている人
・大規模インフラに関わりたい人
・多職種との協働が好きな人
・都市スケールで建築を考えたいタイプ

建築系のキャリアをどう考えれば良いのか

建築の仕事は、最初にどんな建物を担当するかによって、身につくスキルや成長の方向性が大きく変わるという特徴があります。

住宅、商業施設、オフィス、公共施設、インフラなど、分野ごとに設計の考え方や関わる人、求められる専門性は異なります。そのため、若手のうちにどんな業務に触れるかが、その後のキャリア形成に影響を与えやすいのです。

一方で、建築のキャリアは一本道ではありません。部署異動やプロジェクト兼務、転職などを通じて、後から分野を広げたり、別の建物タイプに挑戦したりすることも十分に可能です。最初に選んだ分野が、一生の専門分野になるとは限りません。

だからこそ新卒の段階では、「どの建物をやるか」そのものよりも、「どんな力を伸ばしたいのか」を軸に考えることが大切です。

・人と向き合い、提案力を磨きたいのか
・論理性や法規、合理的な判断力を強めたいのか
・大規模プロジェクトで調整力やマネジメント力を身につけたいのか
・専門性を深く掘り下げ、技術者としての強みを作りたいのか

これまで見てきたように、建物の種類ごとに強化されるスキルは異なります。新卒で最初に携わるプロジェクトは、将来のキャリアの「核」になりやすいからこそ、「何に興味があるのか」「どんな働き方をしたいのか」「どんな専門性を身につけたいのか」を整理したうえで分野を見ることが、建築系のキャリアを考えるうえで非常に重要です。

建物別の特徴を「正解探し」ではなく、自分の成長軸を見つけるためのヒントとして活用してみてください。

まとめ

建築の設計職は、どの建物を担当するかによって、身につくスキルや成長の方向性が大きく変わる仕事です。
住宅、商業施設、オフィス、公共施設など、それぞれで求められる力や設計の考え方は異なり、経験の積み重ね方も変わってきます。

だからこそ企業選びでは、

・どんな建物を扱っている会社なのか
・プロジェクトの規模や進め方はどうか
・若手がどこまで設計に関われるのか

といった視点を持つことが重要です。

一方で、最初に選んだ分野がすべてを決めるわけではありません。
建築のキャリアは、経験を重ねながら広げていくことができる柔軟なものです。

新卒の段階で大切なのは、「正解の分野」を選ぶことではなく、自分はどんな力を伸ばしたいのか、どんな設計者になりたいのかを考えることです。

建物別の違いを理解し、自分の成長イメージに合ったフィールドを選ぶことが、納得感のある就職活動になるので、よく理解し自己分析を進めていきましょう!

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