建物の基礎を支える「建材メーカー」業界とは?

2022年11月23日 更新

さまざまな建物に使われている「建材」は、建物の建築や、建築後の安全面においても必要不可欠なものです。
私たちが普段の生活で実際に目にする機会は少ないですが、生活に必要な建物の根本を支えてる重要な役割を担っています。

一概に「建材」と言っても、使われる用途や性能によってさまざまな分類があります。それらの研究や開発を行い、製造、販売する業界が「建材メーカー」と呼ばれる業界です。

今回は、その建材メーカーの業界について、主な仕事内容、メーカーの種類、主な職種や魅力までご紹介していきます。是非参考にして、業界研究に役立ててください。

建材メーカーとは?

建材メーカーとは、先程もご紹介したように、建築に使用される資材を開発、製造、販売まで行う業界のこと。

企業によって扱う建材の種類が異なるため、仕事内容もさまざまです。

では、建材メーカーにはどのような種類があるのでしょうか。ここからは、建材メーカーの主な種類と、それぞれの仕事内容をご紹介していきます。

建材メーカーの主な種類

「建物の構造材」を扱うメーカー

まず最初にご紹介するのは、柱、梁といった建物の構造材を扱うメーカーです。

構造材は、建物の安全面に大きく影響するため、こちらのメーカーではより安全性の高い製品の開発や製造を担っています。

基本的には企業ごとに木材や鉄骨、コンクリートなどの材料ごとに強みを持っており、幅広く取り扱う企業もあります。
木材系であれば角材や集成材による柱材などを作るメーカーが、鉄骨系では橋梁や建築鉄骨などの鋼構造物を作るメーカーが該当します。コンクリートは基本的に現場で打設するものですが、プレキャストなどのコンクリート構造材を製造する企業もあります。

また、建材のパーツを組み合わせてひとつの部品を作る部材構成はもちろん、建物全体の構造設計に関わっている企業もあり、その規模感は企業によって異なります。

「仕上げ材」を扱うメーカー

次にご紹介するのは、パネルや窓枠、サッシといった、内装・外装に関わる仕上げ材を扱うメーカーです。

内装・外装の雰囲気はもちろん、空間の環境設備にも大きく関わるため、デザイン性と同時に空間設計の専門性が求められます。

高いクオリティの環境設備はもちろん、依頼された雰囲気に合わせた製品の開発や製造を行っています。

「設備系建材」を扱うメーカー

最後にご紹介するのは、設備系の建材を扱うメーカーです。

こちらのメーカーでは、トイレやキッチンといった設備機器を取り扱っており、安全性に優れた商品はもちろん、より利便性の高い商品を開発、製造しています。

また、機器だけでなく、トイレやキッチンの空間のデザインや施工を手掛けている企業もあるので、さまざまな企業を見て比較してみるといいでしょう。

このように、同じ建材メーカーでもさまざまな種類があり、それぞれの専門性を持った企業が存在します。また、中にはこれらの素材を横断して取り扱っている企業もあるため、自分に興味のある事業領域や規模などを考慮して調べてみるといいでしょう。

では、さまざまな種類がある建材メーカーですが、どのような職種に分かれてどのような仕事を担っているのでしょうか。ここからは、建材メーカーの主な職種と仕事内容についてご紹介します。

建材メーカーの主な職種

研究開発・設計職

まず最初にご紹介するのは、「研究開発・設計職」です。
より安全性や利便性に優れた製品を製造するために研究を重ね、企画を基に商品の製造を行います。研究職であると共に、実際に製造に関わる技術職でもあるため、専門知識が必要とされる職種です。

製品製造の根本に関わることができるため、やりがいは大きい職種であると言えます。

製造・施工・設備職

次にご紹介するのは、「製造・施工・設備職」です。
こちらの職種では、先ほどご紹介した研究開発・設計職が開発した設計に基づいて実際に建材の製造や施工、設備に関する製造を行います。また、製造したあとの管理も行う場合があります。

そのため、専門的な技術や知識が必要とされる技術職となる職種です。企業の中には、自社で施工や設備を行っている企業や、関連企業や外部の企業に委託する企業があるため、興味のある方はさまざまな企業の事業領域を見ておくといいでしょう。

こちらの施工・設備職は、実際に施工や設備に携わることができる職種であるため、自分が製造に関わった製品が完成していく過程を見ることができる点は、大きなやりがいに繋がると言えます。

営業職

最後にご紹介する職種は「営業職」です。こちらの職種では、自社が製造した建材を商品として施工業者や小売店、設計事務所などにPRする業務を担っています。

外回りの業務やノルマなどといった厳しい業務のイメージがある営業職ですが、その分達成感も大きい職種であるため、やりがいも大きい仕事であると言えます。

まとめ

建材メーカーは、住宅はもちろん、私たちの生活に身近な建物の根本を支えている業界と言えます。職種ごとに担っている仕事内容は異なりますが、どれも建物を建設する際には欠かせない仕事であり、その点が魅力ややりがいに繋がると言えます。

また、建材と一口に言ってもさまざまな種類があり、また職種によっても仕事内容は違ってくるため、自分の興味のある建材の種類を手掛かりに、仕事内容をしっかりと整理して企業研究を行うことが大切です。
是非参考にして、自分自身のこれからの選択肢を増やしてみてくださいね。

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