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グループディスカッション対策はこれで大丈夫! ポイントと対策方法をご紹介

2021年6月6日 更新

就活では他の学生と協力して課題を取り組む姿を評価される選考があります。

グループディスカッション(以下、GD)と呼ばれているこの選考では個人面接や集団面接とはまた違った基準で評価されることになり、学生にとっても与えられた課題の解決、時間配分、周りとの協調性など意識することが多いので、苦手としている人も多いのではないのでしょうか。

今回はGDでは、どのような点が評価対象になるのか、そしてGDの進め方、意識することをご紹介します。

建築土木系でグループディスカッションを行う企業(参考)

建築土木系の業界でも選考の中でGDを課す企業はあります。参考程度に以下にまとめました。あくまでも参考なので、その他の企業でも課される場合があります。

ハウスメーカー
テーマ例:お客様のニーズから最適な家の提案を行う(住友林業 建築技術職)
デベロッパー
テーマ例:3つの案の中から最適な開発計画を選ぶ、テナント選定

採用側から見たグループディスカッションの位置づけ

まず企業が選考でGDを行う理由を考えてみましょう。

同時に多くの学生を評価できる

1つ目の理由としては一度に多くの学生を評価できるという点があります。

多くの学生が選考を受ける人気企業にとっては、課題に対する成果が明確で、評価がしやすいGDを選考の初期に行うことで、学生の数を絞ることができるのでGDを取り入れる傾向があります。

学生のポテンシャルを見極める

2つ目の理由は学生のポテンシャルを見ることができるからです。
面接での質問は聞かれることがある程度予想がつき、事前に準備することができます。

企業研究や面接対策をどの程度行なったかによって、志望度や学生自身についてより理解することはできますが、GDでは事前に課題を知ることはできないので、学生のポテンシャルがより顕著に現れます。

コミュニケーション能力、協調性の評価

3つ目の理由としては、個人面接や集団面接では評価できない学生の協調性やコミュニケーション能力を評価することができるからです。

企業が学生に求めることとして多く挙がるのがコミュニケーション能力です。

GDでは、課題解決能力に加えて協調性やチーム内での役割が重要な評価基準になります。
GDではチームワークが重要な評価であることを意識して臨むようにしましょう。

グループディスカッションの進め方

ここではGDの進め方の流れをまとめてみます。
GDの最終的な目標は出された課題に対して最善な解決策を導き出すことです。

まずは、GDの課題を出されてから、解決策を提案するまでの一連の流れを確認してみましょう。

多くのGDは以下のような流れで進んでいきます。

GDの種類や発表の有無によって多少の違いはありますが、基本的にはこの流れで進めていきます。

GDの流れの中で重要なことは役割、時間配分、目的の設定の3つです。
それぞれのポイントを解説していきます。

役割

GDでは議論を円滑に進めるために、まず役割を決めてからワークに取りかかることが一般的です。

役割の名前はそれぞれですが、役割は大きく次の3つになります。

この3つの役割は、GDが始まった段階で決めておくと、その後の進行がスムーズに進めることができます。

一方で、役割に固執しすぎることは良いとは言えません。ファシリテーターになれば、良い評価をもらえるわけではなく、あくまでも、チームに貢献するために自分がとるべき行動が何かを考え、議論を進める心構えを持つと良いでしょう。

また選考で自分に役割がないからといって、何もしなくていいわけではありません。積極的にアイデアを出し、議論の活性化を目指しましょう。

これら3つの役割はそれぞれメンバーが意見を出しやすいような環境づくり、意見をまとめる、時間に沿って進めるというGDを、円滑に進める重要な要素を担っています。

そのため、役割をこなせていない人がいたら、サポートできるよう常にこの3つの要素は意識して、GDに参加しましょう。

目標の設定

GDの流れで、1番初めに決めることに目標の設定とありますが、目標の設定とはどのようなもので、なぜ重要なのでしょうか。

目標の設定は課題をグループのメンバーが確認した後、課題の最終的なゴールをグループ内で定め共有する工程です。

多くのGDでは役割と時間配分決めが終わったら、個人で一度考えてから、グループ内で議論するという流れになると思いますが、個人個人が異なる目標を設定したうえで個人ワークに入ると、グループでの話し合いのときに話がまとまらなくなってしまい、個人ワークの時間が無駄になってしまう可能性があります。

メンバー全員が共通の目標、認識を持って行動し、話を進めていくことがGDの成功に繋がります。

グループ内での議論が煮詰まってしまったときにも、一度最初に設定した目標や、最終的な目標をグループ内で再確認してみると良いでしょう。

時間配分

GD全体を通して重要になるのが時間配分です。

一般的には全体の制限時間を設定されますが、大抵の場合は時間内では、納得いくまで議論することが難しい時間設定になっています。

また最後に発表がある形式では、発表準備までを時間内に終わらせなくてはいけません。

初めてのGDなどでは、どの部分に時間をかけるべきかの判断がまだよく分からないと思いますが、慣れていない場合などは少し短めに時間を設定し、余りの時間を確保しておくと、時間がない場合には延長することができ、そのまま余ったとしても最終確認の時間や、発表練習の時間に使うことができます。

グループディスカッションで意識すること

グループ編

チームワークを大切にする

GDでは、複数の意見を出し合うことによって、個人では考えつかなかった解決策を導き出すことができます。そのためGDはチームワークがとても大事になります。

しかしこれも選考ということで、課題をどのように解決していくかよりも、どのように自分が目立つかを考えがちになってしまうと思います。

いかに自分が目立ち、良い評価をもらうことだけを考えていては、グループのメンバーが抱く印象はよくありません。

グループの中で1番いい評価をもらうためにはどうすれば良いのかを考えるのではなく、グループ全員で選考を突破するにはどうすれば良いのかというマインドでGDに臨むようにしましょう。

メモをするときに図をかくことを意識する

建築土木系の学生の方は、日々の授業などで養った、スケッチや図化などのアウトプットをする力が強みを持つ方が多いと思います。

建築土木業界を問わず、GDでは、話をまとめる際などには図を書くことで、グループ内での共有がしやすくなります。

自ら進んで図を利用しながら、提案してみるのもよいでしょう。

個人編

発言するときは根拠を明確にする

GD内での発言は、評価の点でも、議論をするうえでも重要になります。

発言をするときに意識しなければいけないことは、明確な根拠を持ったうえで発言をすることです。
論理的思考ができているかという点が学生に対する評価基準の1つになります。

また思いつきでの発言を繰り返していると、グループ内での議論がまとまらず、自分の意見でメンバーを納得させるのも難しくなります。

積極的に発言をすることは大事ですが、理由や根拠を明確にしたうえでの発言を意識しましょう。

自分の適性と役割の選択

GDにはいくつかの役割があることは説明しましたが、事前に自分はどのような役割であれば、よりグループに貢献できるかを考えておきましょう。

その際にファシリテーターの役割が1番目立つからファシリテーターに立候補するというような考えはやめましょう。

グループで仕事を進めることは社会人になってからも経験します。

自分はどのような役割のときがグループに貢献できていたかの適性を、自分の過去を振り返りながら考えてみましょう。

自分の得意な役割でグループに貢献することが、結果的に高評価やGDの成功につながります。

話すことよりも聞くこと重視

話すことと聞くこと、どちらを重要視するかはGDの難しさの1つです。
結論から述べるとGDでは聞くことを重視して臨むようにしましょう。

理由としては、GDでは、与えられた時間がないことや、いい評価をもらおうとすることなどの焦りからどうしても、周りの意見を聞かずに話しがちになってしまうからです。

しかし聞き手にばかり回っていると、存在感がないまま終わってしまいます。
また自分の意見を述べることが苦手な人はどうGDに参加すればいいのかわからないという悩みがあるかもしれません。

そのようなときに有効な方法は、グループでの意見をまとめることです。

GDでは、皆が積極的に意見を述べるので、意見をまとめる、根拠や理由が明確ではない意見に対して、なぜそう思ったのかを聞き返すことによって、意見をグループ内で共有することにもつながります。

GDではぜひ、皆の意見をまとめることを意識してみましょう。

コロナの影響でオンラインでグループディスカッションを行う機会が増えている

近年では新型コロナウイルスの影響でGDの選考過程を中止になるパターンもあるようですが、GDをオンラインで実施する企業も増えているようです。

最後にGDをオンラインで行う場合の注意点を紹介します。

顔や表情がはっきりと相手に見えるように心がける

GDでは共同で作業を行うため、チームワークが重要になり、短期間でいかに信頼関係を築けるかがポイントの1つになります。

しかし、オンラインの場合は、画面と音声からしか相手の情報を得ることができません。
そのため、画面に映る自分の表情や、声のトーンがとても大事になります。

オンラインでGDを行う場合、表情は明るく、そして自分の顔がはっきりと画面に映ること、声のトーンは普段よりも上げることで、活発な議論を展開できるような雰囲気づくりを心がけましょう。

全員が見ることのできるチャット、メモを活用する

オンラインでGDを行うことの難しさの1つとして、情報の共有が挙げられます。

接続トラブルによる音声の遮断や、オンラインでの情報を共有することに慣れていたいことによる伝達ミスなどオンラインでの難しさが堅調に出る部分です。

情報共有時のポイントとしては、共有のチャットスペースに積極的にメモを残す方法が挙げられます。

ZoomやGoogleMeetなどのアプリでは、参加者が見ることのできるチャットスペースがあるため、チーム内で決まったことや各自の進捗状況などを積極的にメモを残すことで、情報の伝達ミスや、同じことを繰り返し伝えることなどを避けることができます。

一般的なGDでは、議事録やメモを残す役割は書記の仕事になりますが、オンラインGDの場合には各自がチャットスペースを上手に利用することがポイントの1つです。
そのため、チャットスペース内での情報も見やすくするためにも、GDが始まる前にどのようなことを共有するのかや、各自がチャットに書き込むときのルールなどを決めておくと良いでしょう。

まとめ

GDは、選考フローの前半で行われることが多いですが、面接とは違いテクニカルな部分にも気を配らなければならず、しっかりと対策をしなければなりません。

グループが同じメンバーと仲良くなることができ、就活の情報共有などができれば自分にとってさらにプラスになります。

同じ企業を受けにくる学生をライバルとして見てしまう人もいますが、グループのメンバーを共に内定を目指す仲間として意識するとGDも上手くいくと思います。

コミュニケーション能力はどの業界でも大事にされる能力の1つです。

GDを良い機会と捉え、グループで目標を達成する練習をしましょう!

就活相談サポート

グループディスカッション対策以外にも、就活では自己分析や志望動機など多くの対策をすると思います。

自分一人では、面接の対策が適切にできているか分からない。
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