冬〜年明けは何をすればいい?就活の動き方を時期ごとに分けて解説します

就活生にとって秋から冬にかけての時期は、夏のインターンが終了して一段落ついている方や、これから就活を始めようと考えている方など、状況は様々だと思います。
年明けの3月頃から本格的に始まる就活に向けて、冬から年明けにかけての行動はとても重要で、この時期の就活全体における位置付けや、適した動き方を理解することによって、よりスムーズに就活を進めることができるます。
今回は、冬から年明けかけての時期が、就活全体においてどのような位置付けであるか、そしてこの時期にどのようなことをやるべきかという点を中心にご紹介していきます。
この記事の目次
就活全体においての位置付け
就活でやるべきことをおさらい
冬から年明けにかけての時期の就活における位置付け、動き方を紹介する前に、まずは就活の全体像をおさらいしましょう。
建築土木学生における就活の全体像の始めから終わりまでの流れや、動き方については、
【26卒向け】就活を始めたばかりの方必見!建築土木就活マニュアル
という記事でご紹介しています。
今回は上記の記事をもとに、時期ごとの就活のアドバイスをしていきます。
冬〜年明けにかけての位置付け
冬〜年明けにかけてこの時期には、企業から冬インターンや説明会の案内が届きます。。
そのため、一般的な就活の動きとしては、冬のインターンへの参加、そして年明けにかけて徐々に選考対策へと移っていくのが一般的な流れです。
次の章で、より細かい時期に分けて就活の動きをご紹介します。

冬〜年明けにかけての就活の動き方
年内は視野を広げ、業界・職種研究を進めよう
冬からの動き方として、この時期は様々な業界、企業を見ることによって自分の視野を広げ選択肢を増やしていくようにしましょう。
世の中には数百万社の企業があると言われていますが、就活以前から知っている企業はそう多くはないはずです。
より多くの企業を知ることで業界の理解を深め、自分の可能性を広げるだけでなく、知っている企業が多いと、後々に企業同士の比較もしやすくなります。
最近ではオンライン開催のインターンや、1日の中で企業説明や座談会を組み合わせたインターンを実施している企業もあり、インターンの中で行われるコンテンツも広がっています。
これらのようなインターンをうまく活用しながら、自分の中で企業の選択肢を増やしていきましょう。
また冬〜年内の時点で自分自身がどのような点が弱いのかを見つけていくために、選考のあるインターンや早期選考にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
年明けから徐々に業界と職種を絞ろう(1月)
冬〜年内の間で業界・職種研究をある程度終えたら、次はどの業界や職種、企業が自分に合っているかを分析し、選択肢を絞っていくフェーズです。
企業や職種の選択肢を広げる段階から、絞る段階へと移るタイミングは人によって異なりますが、一般的には年明けの1月ごろから、業界や職種を絞っていきます。
理由としては、
・夏、冬の説明会やインターンなどを通じてある程度業界や職種を知ることができている
・冬のインターンが終わり、早期選考の案内がくる場合がある
といった背景があります。
業界や職種、企業を絞るうえで重要になるのが企業研究と自己分析です。
企業研究と自己分析に関しては
いったい何をすればいいの? 企業研究のやり方や調べるポイントを解説
就活を成功させるためにまずは自分を知ろう!自己分析のやり方とポイントを紹介
の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
業界・職種に合った対策をしよう(2月〜3月)
業界や職種を決めたら、いよいよ選考対策です。
3月にはエントリーが解禁され、企業説明会、そして本選考が徐々に始まっていきます。
選考にはESやWebテスト、グループ面接や個人面接など様々な種類があり、企業によっても選考フローは異なります。
企業の選考フローや自分が不安を抱えている部分を把握したうえで、選考対策を行いましょう。
選考対策の詳細については以下の各記事で紹介しています。
【ES対策】
本選考前に最終チェック! ESを作成するうえで意識することや構成のポイントを再確認しよう!
建築土木学生のESはどのように書いたらいい? ESの内容からポイントまで
【面接対策】
面接官はここを見てる! 面接ごとのポイントをご紹介
建築土木学生の「面接対策」は何をしたらいい? 面接に向けた対策とポイントについて
その言葉遣いは正解? 就活での敬語、言葉遣いの注意点とは
面接での逆質問、考え方のポイントとは?
その志望動機と自己PRで大丈夫? 本選考前にそれぞれのポイントを抑えよう
【ポートフォリオ関連】
設計職志望者は必見!「ポートフォリオ」について
【Webテスト関連】
早めの対策を!「Webテスト」の対策方法をご紹介
【グループディスカッション関連】
グループディスカッション対策はこれで大丈夫! ポイントと対策方法をご紹介

冬〜年明けかけての就活のポイント
夏のインターンと冬のインターンはどう違う?
インターンは冬だけではなく、夏にも開催されています。
インターンは夏に結構行ったけど、冬のインターンにも参加した方がいいのか、
冬のインターンと夏のインターンには違いがあるのか、といった質問を多くの学生から受けます。
こちらに関しては、どちらもインターンという点では同じで、大きく変わることはありません。
しかし、夏と冬のインターンの特徴という点では、
夏インターンは学生への広報活動も兼ねている印象ですが、冬は本選考に向けてどの学生を採用するかをより重視している傾向があります。
とは言え、企業の状況によって異なるため、
一般的には冬インターンは本選考を見据えて開催している場合が多く、早期選考や本選考での優遇につながるケースもあることを、理解しておきましょう。
冬のインターンには何社行けばいい?
「冬のインターンには何社ぐらい行った方がいいですか?」
といった質問も多くの学生から受けます。
こちらに関しては、今までの就活の状況や、夏にどれぐらいインターンに参加したかによって変わります。
しかし、夏と冬のインターンの違いでも説明したように、冬のインターンは早期選考や本選考での優遇につながるという特徴があります。
そのため、何社のインターンに行けば良いかという数よりも、今後の本選考に繋げていきたい会社を絞って受けることを冬のインターンでは心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
就活の動きは、学生の方によって異なりますが、昨今は新型コロナウイルスの影響によって、なかなか学生同士の情報共有ができず、就活生の一般的な流れなどが分かりづらい状況が続いているので、今回の記事をぜひ参考にしていただき、冬から年明けにかけての就活の流れを理解したうえで、現在の自分自身の就活状況と比較しながら、今後の動き方を決めていきましょう。
【26卒向け】就活を始めたばかりの方必見!建築土木就活マニュアルの記事でも書いてありますが、就活の流れはシンプルで、
「行きたい会社の選択肢/手札」を増やし、「選択肢として挙げた会社の事を知って」その選択肢を絞り、そして「その会社の選考を受け」、受かる。
です。
だからこそ、適切な時期に適切な動きができているかということがより重要になります。
就活が本格的に始まる3月や4月に向けて、適切な準備ができるように、ぜひ冬から年明けにかけての時期を有意義に過ごしてきましょう!
スカウトで就活を有利に進めよう
ここまで冬〜年明けにおける就活の動き方についてご紹介しましたが、ご自身で就活のスケジュールを立て、計画的に就活を進めるのが難しい場合もあると思います。
コンキャリでは建築土木に特化したアドバイザーが多数おりますが、そのなかでも各業界に詳しい専門のアドバイザーが在籍しており、面接対策をはじめとして、各業界の選考対策をどのように行なっていけばいいかなど、専門的な手厚いサポートを行なっております。
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ただ5社のスカウトを受けるわけではなく、各専攻の方の状況、志望領域に合わせた5社のスカウトを受け取ることができるため、就活をかなり有利に進めることができます。
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