【26卒向け】本選考前の事前準備期間 2月〜3月の過ごし方と意識することとは?

2024年9月30日 更新

2月、3月は就活生にとって、就活が本格化する前の重要な準備期間の時期です。

大学の授業も終わり、周りの学生も就活へ本格的に動き出すため、就活に対する空気の変化をより感じることができる時期になると思いますが、この時期に何をすればよいのか明確にすることで、本選考の動き方が変わってきます。

今回は就活のスタートにあたる2月、3月の過ごし方について、準備するべきことや過ごし方などを中心にご紹介したいと思います。

就活において2月、3月はどんな時期?

まずは就活においての2月、3月の位置付けを再確認しましょう。
日本の就活では、一般的に3月1日が「就活解禁日」とされています。

これは3月1日に就職サイトで説明会やプレエントリーの受付が開始されるためです。
3月はエントリーが開始になってから説明会や、早い企業ではESの提出などの選考が始まり、だんだんと選考が本格化していきます。特に大手企業は、4~6月に本選考を行う企業が多いです。

そのため2月、3月は本選考に向けての準備をする時期になります。
本選考に向けて、準備をすることや事前に用意するべきことは多いので、就活はエントリーが始まってから準備を始めては間に合わず、周りの就活生と比べても遅れをとってしまいます。

事前の準備をどれだけしているかによって、その後の本選考での出来も変わってくるため、就活のスタートの時期を有意義に過ごして、万全の体制で本選考に臨めるようにしましょう。

ではここからは2月、3月に分けて、この時期にはどのようなことを準備するべきか、そして普段の生活の中で意識することをピックアップして紹介します。
「就活って実際何をやったらいいのか分からない」「やるべきことが多すぎて、何から手をつければいいのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。

2月の過ごし方と意識すること

2月にやるべきこととしては、本選考に向けての対策も重要になりますが、3月の就活解禁時にいかにスムーズに就活をスタートさせるための準備ができるか、が大事になります。

就活で大事な要素の1つが、大学生から社会人への意識の切り替えです。

就活には事前に準備することが多くあるので、3月以降準備に時間を取られないためにも、2月には一通り就活の下準備は終わらせ、就活生としてのモチベーションを高めるようにしましょう。

具体的なポイントを以下で紹介していきます。

リクルートスーツや証明写真の用意(再確認)

就活の準備において、身だしなみの準備は重要になります。
リクルートスーツの用意や証明写真、頭髪などは最低でも2月には準備ができているようにしましょう。

3月になってからの準備では時間がなくなることや、直前の準備によって不完全な状態で就活に突入してしまう可能性があります。

スーツや証明写真の再確認をすることで、気持ちの面でも就活に弾みをつけて臨めるようにしましょう。

Webテスト対策

多くの企業では選考過程の中に、SPIなどのWebテストを実施しています。
Webテストは事前に問題の傾向を把握し、似たような問題を繰り返し解くことで確実に点数が取れるので、前もって対策をし確実に通過しておきたい選考過程です。

1週間でできる対策本なども出版されていますが、余裕を持って対策をした方が得点率が高くなるのは明らかです。

2月の段階から、1日に定期的に勉強する習慣を作ることで、就活に使う時間を少しずつ増やしていくようにしましょう。

企業のリストアップ&研究を進める

3月1日になると企業はいっせいに説明会の予約を解禁します。

3月1日になってから、説明会を受ける企業を選んでいては、説明会の予約が埋まって取れない場合や、様々な企業に目移りしてしまい、どの企業の選考に進めばよいか分からないといった状況になってしまいます。

そのため2月の段階である程度志望する業界、選考を受ける企業は決めておきましょう。
業界研究なども2月の段階で行うことが望ましいです。

自分を理解することを意識して過ごす

就活で企業研究と並んで重要になるのが自己分析です。

2月にやるべきこととして、自己分析を行うことは重要ですが、普段の生活の中で自分がどのようなことに興味があるのか、どのようなときに喜びを感じるのかを意識して過ごし、自分を深く知るきっかけとなる月にするようにしましょう。

3月の過ごし方、意識すること

3月は一般的に就活が解禁になる月ですが、その後の本選考、そして面接に向けて意識を向けて過ごしていくことが重要になります。

特に選考を受けるうえで面接は突破しなければなりませんが、面接を多く経験して、慣れている学生は少ないはずです。
説明会が始まっていく中で、意識は先の選考、面接に向けて準備をしていきましょう。

具体的な項目を以下にまとめました。

面接対策で重要なポイントを普段の生活でも意識する

就活の面接ではテクニックの面でいくつかのポイントがあります。
普段の生活の中でも面接のポイントを意識して過ごすことで、実際の面接の場で自然と実践することができるようになることが理想的です。

そのため選考が本格化する前の3月から、少しづつ以下の面接のポイントを意識してみましょう。

結論ファースト

自分の伝えたいことを話そうとすると、どうしても話が長くなってしまいます。
しかし面接の場面では、話す時は基本30秒~1分、重要なことは2分で収めるのが一般的で、話が長くなると要点が分かりづらく、聞き手は話に興味を持ちません。

自分の意見を伝えるときに重要になるのが結論ファーストで話すことです。
結論を先に話すことで伝えたいことが明確になり、話を聞く側も話の内容が理解しやすくなります。

そのため普段の生活でも結論から先に話す、自分の話は1分前後でまとめることを意識するようにしましょう。

言葉遣いや口癖を認識し、矯正する

面接はフォーマルな場になるため、言葉遣いは当然気をつけなければなりません。
普段の生活では敬語や言葉遣いを意識して話をすることは少ないため、面接でいきなり意識して正しい言葉遣いを使いこなすことは難しいと思います。

また「めっちゃ」「えーと」など意識せず使用している口癖もあるはずです。
このような口癖を面接の最中にしようしないためにも、自分がどのような口癖があるのかは把握し、日常生活でも使用しないことを心がけましょう。

話を聞くときの姿勢

面接の評価のポイントとして、話の内容と同じく重要になるのが話を聞く姿勢です。
グループディスカッションや集団面接では、話を聞いている姿勢も重要な評価基準になります。

話を聞く姿勢として

・話している相手の目を見ること
・相手の話に合わせて相槌を打つこと

の2点は日常生活の中からも意識して取り組むことができます。

「話している人の目を見て、適切なタイミングで相槌を打つ」、この2つを日常生活の中でも意識し実践してみましょう。
また、背筋を伸ばして話す、聞くことも同時に意識してみましょう。

ES・面接でよく聞かれる質問の答えを用意する

ESや面接では「あなたの強みは何ですか」「学生時代に力を入れてたことは何ですか」といった、よく聞かれる質問が多くあります。

このような質問に対する答えは選考を受ける企業によって、大きく変える必要はないため、事前にどのエピソードを話すか、さらに深掘りの質問されたらどう答えるか、などの準備をしておくようにしましょう。

面接で聞かれる質問にはその場で考えて答えるのではなく、あらかじめ準備しておいたほうが落ち着いて答えることができます。
そのため3月から少しずつ質問に対する答えを考えておくとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

就活の準備は早ければ早いほど多くの対策ができます。
3月に就活が解禁し、多くの学生は夏休み前までには就活を終わらせたいはずなので、本選考で満足した成果を残すためにも、2月、3月の準備期間の過ごし方は大切です。

今回は2月、3月の過ごし方、意識することを全体的にピックアップしましたが、この中で特に自分に足りない部分はどこか、就活を成功させるためには何をするべきかを考えたうえで、行動に移すことが重要になります。

1ヶ月は長いようであっという間に過ぎてしまうので、自分を分析したうえでやるべきことを可視化し、行動に移すことを心がけましょう!

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