面接後の時間をどう使う? 面接の振り返り方のポイントをご紹介!

2021年12月29日 更新

多くの学生は就活で複数の企業を受けることになると思います。

面接を受けるまでに準備をする学生は多いと思いますが、面接が終わった後に自分の面接を振り返り、次の面接に向けて改善をしている学生は多くありません。

今回は面接後に振り返りを行うポイントをご紹介していきたいと思います。
面接ごとに改善点をしっかりと見つけ、次の面接でより自分をアピールできるようにしていきましょう!

なぜ振り返りが必要?

面接に限らず、振り返りを行うことはとても重要です。
よくなかった点、反省点をしっかりと理解していないと、次の機会でも同じミスをしてしまう可能性が高くなってしまいます。

複数の企業を受ける学生は、面接ごとに精度を上げていき、自分が目指している企業から採用がもらえるようにするためにも、面接の振り返りはぜひ行いましょう。

面接の振り返りの際に意識するべきポイントは「良かった点」、「改善点」、「改善点を直すためのアクションプラン」の3点です。

「良かった点」は今後も強みとして活かしていけるように、次の面接でも引き続き継続することを心がけましょう。

「改善点」では、どのような点がよくなかったのかを細かく分析するようにしましょう。分析の際の面接を振り返るポイントは次の章で説明します。

そして、1番重要なのが3つ目の「改善点を直すためのアクションプラン」です。

改善点を見つけるだけでなく、次に同じ失敗をしないためにはどのような対策をするべきかということまで考えるようにしましょう。

面接ごとにこの3点を考えるというサイクルを繰り返すことによって、面接後に振り返りをしたときに改善点がないという状態を目標にしましょう。

面接を振り返るときのポイント

では、面接を振り返るときにどのような点に気をつければ良いのでしょうか。
ここでは面接を振り返る時のポイントについてご紹介していきたいと思います。

自分の発言を振り返る

面接の中で評価の対象として1番重要になるのが、質問に対しての自分の発言です。
面接官からの質問に対して自分が答えた内容を振り返ってみましょう。

自分の発言を振り返るうえで特に注目すべきことを以下にまとめてみました。

・話す速さや声の大きさは適切だったか
・敬語などの言葉遣を守れていたか
・質問に対する答えを長く話しすぎていないか
・自分がアピールしたかったことは伝えられたか
・質問に対して、答えるのに時間がかかったりしなかったか

面接を行う前に答えを準備していたり、面接のイメージをしていたとしても実際の面接ではその場の緊張感や面接官を前に緊張するなど自分が予想していた通りに面接がうまくいくことはあまりありません。

実際の面接では緊張によって、自分の言葉グセや話にまとまりがないまま話してしまうなどの改善点が見つかるはずです。

複数の企業を受けていると、面接で同じ質問をされることがよくあります。次の面接で同じ質問をされた際に、より良い答え方ができるように自分がどのように答えたのかをしっかりと思い出し、改善点を見つけていきましょう。

面接の流れを振り返る

面接を振り返るときは自分の発言だけでなく、面接全体を振り返ることも重要です。

企業の面接がどのような流れで進んでいくのかを理解すると、次の選考に進めた際に流れを理解できているので、最初の時よりも緊張せずに面接に望むことができます。

また面接の際には、礼儀やマナー、雰囲気なども評価の対象になります。

多くの学生にとって、面接の中での礼儀やマナーなどは普段の生活では意識しないものが多く、慣れていないと思います。
面接を振り返って、できていない部分があった場合はその点をより意識して次回の面接に望むようにしましょう。

面接全体を振り返るときに注目するポイントは以下の通りです。

・服装、髪型は適切であったか
・予定した時間通りにたどり着くことができたか
・受付での対応は正しかったか
・面接官、企業の人に対して始まり、終わりのタイミングで適切な挨拶ができていたか
・面接室に入るときのノックなどのマナーを守れていたか
・着席のタイミングは適切だったか

以上の点に特に注目をしながら、面接の一連の流れも振り返ってみましょう。

面接を振り返るために面接中に意識すること

面接の振り返りを行うために面接中にも意識した方がいいことがあります。主に意識することは以下の2つです。

自分を客観的に見る

面接のときは自分を客観的に見ることを心がけましょう。
客観的に自分を見ることを心がけることで自分自身を評価できるようになります。

また客観的に見ることを心がけることは、緊張をしないことにも繋がります。
緊張しすぎてしまうと、自分が面接中にどのようなことを言っていたのか後で思い出せなくなってしまいます。

面接を振り返ったときに細かなところまで、自分自身でフィードバックができるために、そして面接で緊張しないためにも、面接中は客観的に自分を見ることを意識しましょう。

面接官の反応を見る

面接官の反応を見るという方法も、面接中では大切なことです。
自分が自信があると思っていても、実際に評価を下すのは面接官です。

学生と同じように、面接官も学生の話に対して反応を示してくれます。

面接官が自分のどのような話に興味を持っていたのかを覚えておき、どのような話し方、内容なら評価が高くなるのか、ということを面接官の反応からも参考にしてみましょう。

面接官から評価をもらう

ここまでは面接を自分で振り返るときのポイントを中心にご紹介してきました。

しかし、自分だけではなく面接官から直接評価してもらうという方法もあります。

面接が一通り終了したタイミングや、面接官から「質問はありますか」と最後に聞かれたときに「今回の自分の面接はどうでしたか。次の面接に活かしたいので、よろしければフィードバックをお願いします」と面接官に聞いてみましょう。

面接官は学生の細かなところまで見ています。
面接官から直接評価をもらうのは緊張すると思いますが、この機会をぜひ活かして積極的にフィードバックをもらいにいきましょう。         

まとめ

いかがでしたでしょうか。

改善点を見つけて、次の機会により完成度の高いものを目指していくことは、面接に限らず、社会人になってからも大事なサイクルになります。

自分の面接を振り返ったときに完璧だったと思える面接はなかなか無いと思いますが、だからこそ1度した後悔やミスを繰り返さないためにも、次の面接の対策の準備をすることが大切です。

面接の出来は選考の合否という分かりやすい結果で返ってきます。

就活で不採用が多くなると、このまま就職するところがないのでは無いかという心配や不安になることもあると思いますが、面接ごとの内容は次の面接に活かし、気持ち、メンタルは毎回リセットして臨むことも重要です。

面接の内容、結果の両方で満足できる面接を目指すために、面接の準備だけでなく振り返りも意識して臨みましょう!

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