限られた時間を効率よく使おう! 就活を成功に導くスケジュール管理術とは?

2021年12月29日 更新

就活における重要なことの1つにスケジュール管理があげられます。

授業やアルバイトに加えて、就活期間中は企業説明会やOBOG訪問、面接など多くの予定が入り、スケジュールの管理が大変になるかと思います。

自分の希望している業界や企業に行くためには、効率よく予定を入れ、就活を進めることがポイントの1つになります。では、就活においてスケジュール管理をする際にはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

今回はスケジュール管理術について、予定を入れるときに大事なことやスケジュール管理方法の紹介などを中心にご紹介していきます。

スケジュール管理の大切さ

今回のテーマは就活におけるスケジュール管理術ですが、スケジュール管理は社会人になってからも必要なスキルです。

社会人になると学生時代よりも細かな予定が毎日のように入ります。
もし、予定していたクライアントのミーティングや上司との面談を忘れたり、予定をダブルブッキングしてしまうといったことがあると、自分だけでなく企業の信用も落としてしまいます。

就活の際も予定が被る、予定に遅れる、予定を忘れるといったことがあると、企業側からの印象はかなり悪くなってしまうためスケジュール管理は社会人の基本になります。

スケジュールを入れるときに意識すること

続いては効率の良いスケジュールを作るためにはどのようなことに意識することについて紹介していきます。

やるべきことをリスト化する

計画を立てて取り組むためにも、まずはやるべきことを把握し、リスト化しておくと良いでしょう。

面接対策、○○社のES作成、自己分析など、今後の就活でのやらなければならないことや、予定として入りそうなことを事前にリスト化することで、細かい点までスケジュール管理をすることができるようになります。

1日に予定を入れ過ぎない

就活は期間が限られており、卒業までに内定をもらわないといけないという焦りから、1日に複数の企業説明会や、面接の予定を入れる学生も多いと思います。

大学の授業やバイトとの兼ね合いから、なるべく就活の予定をまとめて1日に入れたいと思うかもしれませんが、予定を入れすぎると1つの企業に割ける時間が少なくなってしまいます。

志望度の高い企業のイベントがある日は、他の就活関連の予定を入れないように工夫するなど自分に合ったペースを見つけることが大事になります。

また面接を何日も連続して入れることも、準備とのバランスが崩れたり、負担が大きくなるため出来るだけ避けた方がよいです。

面接の次の日は大学の授業や、就活対策に充てるなど、バランスよく予定を入れていきましょう。

イベントだけでなく、空いている時間もどのように使うか決める

就活は企業研究や面接などのイベントが全てではありません。
SPIなどの試験対策や企業分析、面接対策などの準備に費やす時間も、就活全体の中で確保しなくてはなりません。

そのため自分のスケジュールには、就活イベントがない日にもどのような時間を過ごすかをメモしておくことをお勧めします。

就活の期間は限られているからこそ、無駄な時間を減らし、効率の良い時間の過ごし方を過ごすことが重要になります。

長期的な計画を立てる

就活のスケジュールを立てるうえで、予定やイベントなどをメモするのではなく、初めの段階で長期的な計画を立てることも効率の良いスケジュール管理のポイントになります。

この時期までには企業説明会に行き始める、◯月までには内定を1つ獲得する、といったような目標を決めておくと、その目標を達成するためには今は何をするべきか、これから何に時間を割けばよいかが分かり、自分のやるべきことが明確になるため、予定も立てやすくなります。

予定を入れるときにメモすべきこと

ここからはスケジュールを入れるときにどのような情報をメモするべきかを紹介していきます。

場所

就活の予定を入れる際に場所は欠かすことのできない情報です。

就活のイベントでは基本的に集合時間、開始時間に遅れてはいけません。
しかし、初めて企業のオフィスに行く場合や、地方のから来たことで土地勘がない学生などは本来間に合う時間に家を出たとしても、電車を乗り間違えることや、最寄駅から企業までの道のりが分からなくなってしまったために遅れてしまうケースもあります。

面接や企業説明会などが行われる住所だけでなく、駅からの道のり、そして交通機関を利用する場合にはどのようなルートを使用するのかなどを事前にメモすることで、当日もすぐに確認できるようにしておきましょう。

また、最近では面接をオンラインで行う企業も多くなっています。
そのため面接が対面で行われるのか、zoomやGoogle meetなどのオンラインで行われるのかが分かるようにメモをしておきましょう。

時間

場所と同じように重要な要素が時間になります。

その予定が何時に始まるかが分からなければ、出発する時間を決めることができません。
終了時間もメモしておくと、イベント後の予定を立てやすくなり、1日に複数予定を入れるときの調整にも役立ちます。

持ち物

企業説明会や面接では、事前に当日必要なものを指定されることがあります。
履歴書やポートフォリオなどを忘れてしまうと、当日の選考を受けられない場合もあります。

また印鑑などよく持ってくるものとして指定される物は、無くさないように注意しながら、常にカバンに入れておいてもよいでしょう。

優先順位をつける

イベントや予定を入れるときに、自分にとっての重要度を決めてメモすることも、スケジュール管理するときに役立ちます。

重要度を決めてメモすることで、カレンダー全体や、1週間の予定を見たときに、1日や1週間の負荷状況が分かるため、優先度の高い期間を避けながら新しい予定を入れることができます。

重要度の高い順から、
A.優先度も高く、すぐに着手するべきこと
B.優先度は高く、長期的に見てやるべきこと
C.優先度はそこまで高くなく、長期的にやること
のように割り当てみましょう。

スケジュールの管理方法はアプリ?手帳?

最後にスケジュールの管理方法について紹介していきたいと思います。

管理方法としては大きく分けると、スケジュール管理アプリを使う、手帳を使う、という2通りの方法があると思います。

どちらを使うのが正解というわけではなく、自分にあった方を使うことが1番ですが、ここではアプリと手帳それぞれの特徴について紹介します。

スケジュール管理アプリの特徴

修正がしやすい

アプリを使うことのメリットの1つは、修正のしやすさです。

就活の予定が変更になること、面接を入れるために他の予定をずらすなど、就活関連によって日程を変更することはよくありますが、その際にアプリを使用していると変更が簡単にできるため、変更し忘れや、修正を繰り返して見ずらくなるということが防げます。

リマインド機能を使える

スケジュールアプリを使って管理する場合にはぜひ、リマインド機能のあるアプリを使うようにしましょう。

リマインド機能を使うことで、予定を登録したのに忘れてしまうというミスも防げます。
リマインドをお知らせする時間帯を選べるアプリも多く、大事な予定の場合は複数回リマインドを設定するなど、自分でカスタマイズしてもよいでしょう。

スマホを取り出して確認することに抵抗のある場合も

人事や採用担当と話しているシチュエーションで、「〜さんはこの日の都合はいかがでしょうか」と聞かれた際に、アプリの場合だと、スマホを取り出して確認しなければなりません。

スマホを取り出して確認することで、無礼だと思ったり、不快感を感じるなど、マイナスなイメージを抱く人もいるということは覚えておきましょう。

自分が受ける業界が、礼儀に厳しい場合や、昔ながらの文化が残っている企業である場合は、企業の人の前でスマホを取り出しスケジュールを確認するのは注意が必要かもしれません。

ノート管理の特徴

カスタマイズしやすい

ノートやスケジュール帳を使う場合は、自分の好きなように書き込めるというメリットがあります。

自分が1番分かりやすいように、スケジュールを記入できるという点は紙媒体の特徴であり、オリジナリティがあり、且つ使いやすいように使用することができます。

企業研究メモと一冊にできる

こちらもカスタマイズの特徴と似ていますが、就活用のスケジュール管理帳などは企業研究メモの欄などと一緒になっている場合が多く、一冊で色々な情報を書き込める作りになっています。

面接の日程を確認すると同時に、企業説明会でのメモを同時に見て、企業の特徴を再確認できるなど、就活の情報全てを一冊にまとめることができ、スケジュール以外の見落としなども防ぐことができます。

スペースをとるなどのデメリットも

スケジュール帳は持ち運ばなければならないので、かさばるというデメリットもあります。
またアプリで紹介したメリットはノート管理ではできないというデメリットも存在することを覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

就活の時期は多くの予定が入るため、記憶するだけでは限界がきてしまいます。

1つの企業の選考を受けるチャンスはほとんどの場合1度きりです。

そのチャンスを自分の管理不備で遅れたり、忘れ物をするなどといったことが原因で無駄にしてしまうのはとても勿体無いので、そのようなミスを防ぐためにもスケジュール管理はとても大事になります。

就活で得たスケジュール管理術は社会人になってからも役立つので、ここでの知識はこれからの人生の助けにもなってくれるはずです。

自分に合った方法を見つけ、効率の良い就活を心がけましょう。

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